大洗
偕楽園
嵐山
天橋立
松島
厳島神社
鳥取砂丘
大阪 淀川
神戸 六甲山

兵隊やくざ

最近は専ら昭和の男臭い映画にはまっています。
今回見たのが「兵隊やくざ」(シリーズもの)。「昭和残侠伝」に続き、「兵隊やくざ」と言うことで、アンタッチャブルな痛いやつかと思われるかもしれませんが、ただの平和を愛するものでございます。また、どちらも主役の役どころは義理と人情味の溢れる、心優しい男となっておりますので、お間違えないように!(^o^;)

この映画を見たいと思ったのが、今の俳優じゃ考えられないような、数々の豪快な逸話を持った昭和の大スター、勝慎太郎にかねてから興味があったからです。代表作には「座頭市」、「悪名」、「兵隊やくざ」などがありますが、歴史・戦争映画にも興味が強いタチなので、こちらをチョイスしてみました。

この映画は勝新太郎演じるやくざ者の陸軍一等兵と、田村高廣演じる相棒のインテリ上等兵が、規律や階級を無視し、自分達の正しいと思うがままに戦場(中国満州)を駆け回る物語となっています。階級が上だということを盾に、理不尽な命令や悪巧みをする上官に対し、腕力と頭脳で跳ね返していく姿が痛快です。破天荒なスタイルなので当然ながらトラブル続きとなりますが、気に食わなければ当たり前のように脱走します 笑

勝新太郎の力漲る演技もさることながら、戦時中の厳しさ。友情。酒に歌、博打。時折り出てくる女郎との恋、などなど見どころ満載でした。昭和の映画は人間味が溢れてて、改めて良いですな~。
そして祖父・祖母の生きてきた時代、感性などに多少なりとも触れられて良かったです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です