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Web制作で使える行動心理学

顧客心理を読み解く一つの手法として「行動心理学」がありますが、その中でも特にWeb制作に活かせそうなものを紹介いたします。

1.ハロー効果
人は学識の高い人や好きな人の言動に信頼性を感じるものです。
実際の商品についてはよく分からなくても、自分の好きな芸能人がCMで紹介している商品に、興味をもったり購入してみた経験がある人は少なくないでしょう。
ECサイトでは特に健康系や美容系の商品だと専門家を登場させたり、認定ロゴを掲載したすると効果的です。

2.ウィンザー効果/バンドワゴン効果
発信者からの意見よりも、第三者からの間接的な意見の方が、信憑性が増したり、影響を与えることができるという効果です。
第三者の発信する情報には、自分との利害関係がないため、嘘である可能性が低いと感じるのです。また、1人よりも大勢の意見の方が正しいと考えるため、ECサイトなどではレビューが多い方が購入に至るケースが増すと考えられます。

3.スノップ効果
多くの人が持っているものは持ちたくない、他人と異なる希少性のあるものを所有したい、といった心理効果です。
自分が買った洋服が誰かと被っていたりすると残念な気持ちになった経験がないでしょうか。「日本に1つだけ!」「先着10名」といった数量や期間などの希少性、先見性などをアピールすると効果的です。

4.ツァイガルニック効果
完成・完結していない物事に関して、より強い記憶や印象を持つ効果です。
敢えて全ての情報を開示ぜず、気になるとろころを「続きはWebで」といった未完成の情報にさせることで、より興味・関心を持たせることがで、メルマガや広告で使える手法です。

5.バーナム効果
誰にでも当てはまることなのに、自分だけに当てはまることだと錯覚してしまう効果です。
占い師をイメージすると分かりやすいかもしれませんが、「最近疲れていませんか?」「ストレスを抱えていませんか?」といった質問には、割と多くの人が当てはまりやすいですが、自分こそがそうだ!と思ってしまいがちです。
メルマガのタイトルを例にすると「〇〇様にお届けする特別なご案内」などのコピーは個別感があり、効果的です。

6.ザイオンス効果
接触回数が増えるほど好印象・親近感が高まる効果です。
聞いているうち・会っているうちに好きになった、ということは誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。
販売においても、何度も足を運んでくれる営業には徐々に信頼が増すものです。
ECサイトのメルマガや、アプリの通知、リマーケティング広告などがこの効果をWebで活用している手法にあたります。

7.カクテルパーティー効果/カラーバス効果
騒がしい場所でも、自分の名前が呼ばれたり興味のある情報には自然と注意・関心が向く現象をカクテルパーティー効果といいます。
サイト制作においては、ターゲットユーザーを細かく定め、誰向けであるか分かりやすいコンテンツを示すことが重要です。
「新宿区にお住いのあなたへ」「子育てを終えた40代女性におススメのキャリア情報」「年収800万円を目指すフリーランスへ」などピンポイントで呼びかけるようなコピーは惹きつけられます。

8.初頭効果
初頭効果とは、「第一印象ですべて決まる」という言葉があるように、一番最初に受けた印象が強くのこる現象です。
営業でも服装や言葉遣いといった第一印象は大事ですが、サイトに訪れたユーザーに印象を与えるファーストビューが、非常に重要であることは、語らずともお分かりいただけるかと思います。どんな印象を与えたいか、きちんと考えた上で構成しましょう。

9.クレショフ効果
同じ画像・映像でも、前に見るものによって受け取る印象が変わる現象です。
例えば、同じ日本酒の画像を扱う場合でも、湧き水の画像の後に日本酒の画像がくると、こだわりの水を用いて作った日本酒というイメージになるでしょう。
Webサイトも、画像やコンテンツ・ページを見る順で印象が変わります。
与えたい印象を意識してサイト設計することを心掛けましょう。

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